新しい厚生病院角の福住町交差点を北方向から丸の内方面に向かって信号停止すると、斜め左側に重機が組合病院を解体する作業が見えていた。
それは紛争国の砲撃を受けたビルのように無惨なものにも見えた。そんな建物も姿が消えると一抹の淋しさを感じる。
というのもこの病院で、父母共に病気で最期を迎えている。建物自体無くなることは両親との思い出がたくさん消えていくような気持ちだ。が、これも仕方のないことだ。カタチのあるものはいつか消滅する運命にある。
ところで、前出の福住町交差点だが、誠に道路表示がややこしい。道路に直進の矢印と右折の矢印の車線があるのだが、丸の内方向に進むにはどう見ても直進表示は無理があり。右折の矢印のカーブ具合が丁度いい具合に道路カーブと重なる。
先日も、直進車線から丸の内方向に進む為信号停止をしていたら、右車線にいたマイクロバスが幅寄せをして、強引に前に出てきた。その危険性を知っていたから回避出来たが。
更にである。駅前の変則右折車線も、又紛らわしいと思う。あんな変な車線は他の所では見たことがない。狭いところにいろいろな機能を持たせることに無理があるのではなかろうか。
時間に追われて車で走っているのに、事故で無駄な時を割くほどつまらないことはない。そういえば思い出した。パトカーに追われて無駄な時間を割いたことを忘れていた。