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社長のたわごと:こまち○○事件

Category : 社長のたわごと 3月 28th, 2016

 18日の朝、親戚に不幸があって関東に向かった。その日は日帰りで、東京駅では軽い夕食をとってからこまちに乗った。いつものことだが、車内は満席だった。

 東京駅から乗った私は通路側の席に座っていたが、大宮でスーツを着た若い人が隣の窓側の席に座った。座るなり持ち込んだ駅弁を静かに食べ始めた。食べ終わったら革靴を脱ぎ、足を投げ出した楽な姿勢でスマホをいじり、時々眠っている様でもあった。

 退屈な長い時間が経過。盛岡で切り離されたこまちは雫石に向かっていた。その時、隣りの若者が急に起き上がり靴を履いて、トイレ方向に行った。挙動が変だと感じた私は隣の席の足元を見た。そしたら何と、そこには二筋の水が流れているではないか。靴を脱いでいた若者は靴下をぬらした為移動したようだ。そして間もなく、靴下を脱いで帰って来た。

 水の源は分からない。その時、車内販売の女性がカートを押して来たので、水の件を伝えた。早々に女性はキッチンペーパーの様なものをたくさん持ってきて、片側十列ほどの座席の足元を拭いていた。自分の責任ではないのに謝りながら。

 なんでも前の客がハイボールを落としたらしい。それを黙っていたから被害が広がったようだ。人騒がせな酒飲みだ。人のことはあんまり言えないが。

 大曲駅に着いたらプラットホームを素足の若者も歩いていた。彼の靴下が、被害の更なる拡大を食い止めたのだ。

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