秋田県大仙市の工務店です。高気密高断熱・省エネルギー住宅を手掛けています。




社長のたわごと:思いやり

Category : 社長のたわごと 5月 29th, 2017

 先月号にスキーでケガをした件を書いた為に、いろいろな方々からご心配をいただき、ありがとうございました。

 おかげ様で有難さに癒されて、順調に回復に向かっている。しかし、又調子に乗らないように刺された、同居人の釘が痛い。

 先月、大曲の花火「春の章」が開催され、4日間に渡って夜空に感動の美しい花を見ることができた。全国ニュースにもなり、埼玉に居る同居人の同級生からも「いいところに住んでいるね」と羨ましがられた。何とか天気にも恵まれ素晴らしいイベントであった。

 私達も最期の日だけは会場のチケットを用意していたので、足を運んだ。昨年の豪雨もあり、寒さ対策だけは十分にした。もちろん内から温める熱燗もポットに詰め込んで対策対策。

 予想通りの賑わいの中、目的のパイプイスにたどり着いたが、それまでの雨でイスの座面に水たまりがあった。それを手で払っていたら、後ろの席と隣りの席の方がほぼ同時にタオルを差し出してくれた。二人ともそれぞれのタオルをお借りして使わせていただいたが、本来は地元の自分達がするべき行為なのに、その心遣いに熱燗より先に芯が温かくなった。

 その夜の花火はやや煙の流れが悪いものの、美しくまた工夫にあふれた花火師の心の籠ったおもてなしを十分に感じた。最後の「これでもか」と云うばかりの大量の大輪は、小さな目に入りきらず、感動に目頭が熱くなった。

 何もない大曲と云う人もいるようだが、この日本一と自負できる「大曲の花火」があるだけで、ここに住むことを幸せに感じている。今から夏の花火を楽しみにしているが、もちろん今度はビール持参で行く計画で、今から冷蔵庫で冷やしている。

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