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社長のたわごと:こころ旅

Category : 社長のたわごと 7月 22nd, 2017

 旅番組は見ているだけで楽しい。時間もお金も使わずに、いろいろな所を旅することができる。旅行好きの私共にはもってこいである。その中でも私は火野正平さんが自転車で全国を巡るBS放送「こころ旅」のファンである。同年代の中年がヒーコラ自転車を漕ぐ姿が身近でたまらなく思える。知らない土地で出会う人々とのふれあいが、なんともほのぼのとした人間味を感じるのである。

 6年前、トライアスロンや百キロマラソン等の競技で体力に自信のあった私は、その番組に感化されて全国の国道を自転車で走ろうと決意した。その年はとりあえず身近な所からと10月に46号線120キロ、11月13号線306キロ、そして105号線181キロを走って冬を迎えた。

 私の走りは性格通り只々突っ走るだけなので、景色を眺めたり名所に寄るなんて考えてもいない。時として原付バイクを追い越すことも数回あり、走り疲れては輪行して帰った。輪行とは、目的地まで自転車で走り帰りは自転車を分解して袋に収納し、バスや電車で帰ることである。

 それから次の年はどこから走るかを迷走しているうちに、病気だのケガだのと、別の方で忙しくなり、トレーニングもままならず体力も落ち放題で、今に至っている。

 不思議なことに何かをやろうと思うと、身体が拒否をしているようだ。それは自分の脳が自分の身体にささやきを送っているのかも知れない。「もう、あんなに疲れることは身体に悪いから止めにしよう。これからは年を考えて楽に暮らそうよ…」と。

 私としては、同感である。

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