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社長のたわごと:豪雪(その2)

Category : 社長のたわごと 3月 26th, 2018

 「あど、いらねぇ~」と言っていた雪も、春になって当然のように収まり、南からは桜の便りが聞こえている。近年の自然界は予測がつかない。地震、噴火、洪水、豪雪とバラエティに富んでいる。100年、50年に一度が、まとめて来たのか。

 今回の雪の状況は45年前の48豪雪を思い出す。当時鉄道は数日運休し、国道もわだちが3本になっていたので、対向車がすれ違えずにずいぶんと苦労したようだ。今日のような性能の優れた除雪車輛の無い時代だったから仕方がないが。

 ところで、ここで予測すべきは将来に向けての雪対策である。雪下ろしの人手不足で相当にやきもきした方も多かったことと思う。今後は作業員の高齢化でどこに頼んでも来てもらえない可能性が高くなる。事実うちの会社でも、10年後は作業できる人員が半分になりそうだ。

 それではどうするか。家を建てる場合は造り方を考える必要がありそうだ。屋根に雪が積もらないようにするか、もしくはつぶれない位に頑張れる家造りをするかである。もう建ててしまった方は、損害保険を掛けて避難するしかないだろう。

 近年の家は大きな地震でもない限り、2メートル近い積雪にも実際耐えているが、高齢の住人の方々が心理的に耐えることが出来ずに、屋根に上がって落ちている。今回はこれをオチとして今後の安全を祈りたい。

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