仙南扇田部落(現美郷町)の実家から、大曲に住み始めて早40年。その間4回の引っ越しを経て今、須和町に住んで20年になろうとしている。
望んだわけではないが、現在の家を含めて住まいの隣りには、いつも町内のゴミ置場があった。住む所の選択に忌み嫌う所として、お墓、ゴミ屋敷、アパートのうるさい隣室等、そしてゴミ置場である。
私の場合、趣味で4回も引っ越ししているわけではなく、更に望んでゴミ置場の隣りに住まいを建てているわけでもない。物事に深いこだわりを持たないで、衝動で行動していた結果、結婚も含めて今日になってしまった。
ところが、結構ゴミ置場が近いというのは便利なものである。ろくな買い物をしていなくても、不思議とゴミだけは大量に出る。そんなゴミを捨てるのに、遠い、重いだと車の利用となる場合もある。やっかいなゴミも逐一処分しておかないと、有名なゴミ屋敷となってしまう。
ゴミつながりの話だが、私は居間から動かないで座ったままゴミをポイ捨てしていたが、最近重要なことに気付いた。楽なことは足腰を弱めることに繋がる。そこで台所にあるゴミ袋にその都度歩くことにした。
現在の家も健康を考えて居間を2階とし、階段利用で足に負担を掛けることにしたつもりだったが、年と共に足が上がらなくなり、つまづいたり1段忘れたりと、裏目に出始めている今日である。